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7大商社のインターンで優遇ルートに乗る人の共通点・攻略法~総合商社内定への道(2)~

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はじめに

こんにちは、外資就活 商社チームです。

総合商社といえば、華やかなイメージやスケールの大きいビジネスを展開していることから、就活生からの人気が非常に高い業界です。

しかし、総合商社のビジネスの多くはB to Bであるため「何をしている業界なのかピンと来ず、志望動機の作り方がわからない」という声をよく聞きます。

「総合商社内定への道」シリーズでは、そんな総合商社志望者へ向けた対策を発信していきます。

今回は、商社就活において重要なイベントである「インターン」について、その概要と攻略法についてお伝えします。インターンに参加することで業界理解を深められますし、成果を出せば優遇ルートに乗ることもできます。総合商社を志望する学生は、ぜひチャレンジしてください!

総合商社のインターンの基礎情報

まずは、昨年度(23卒向け)に実施された7大商社のインターン情報を紹介します。

複数日程

社名(時期) 日数 場所 参加学生の人数 内容 優遇ルート
伊藤忠商事 (冬) 土日を挟んだ4日間 本社 約40人×2ターム 新規事業立案型グループワーク
三井物産(春) 3日〜1週間程度 オンライン/対面併用 約60人 新規事業立案型グループワーク
三菱商事(夏) 2日間 オンライン 約40人 新規事業立案型ワーク
住友商事(冬) 3日間 オンライン 約80人 新規事業立案型グループワーク
丸紅 (冬) 3日間 オンライン 約100人 新規事業立案型グループワーク
豊田通商(冬) 4日間 オンライン 約40人 新規事業立案型グループワーク
双日(秋) 6日間 本社/オンライン併用 約30人 新規事業立案型グループワーク

1day

社名(時期) 日数 場所 人数 内容 優遇ルート
伊藤忠商事 (冬) 1日間 オンライン 約50人 総合商社ビジネス講座、商社ビジネスの醍醐味を体感するワーク ×
豊田通商 (秋) 1日間 オンライン 約60人 商社ビジネス体感ワーク ×

いかがでしょうか。こうして見ると、1dayインターンは優遇ルートがなく、複数日程のものには優遇ルートがあることが多いようです。また、内容は商社の仕事を擬似的に体験するものが多いことがわかります。

総合商社のインターンでの評価について

そもそも総合商社を含む営利企業は、何のためにインターンを行うのでしょうか。

営利目的である企業が、お金と社員の時間を割いてインターンを行うのは、やはり採用活動を有利にしたいからです。つまり、インターンで優秀であると判断した学生に入社してもらうために、通常ルートより早くアプローチをするということです。

この章では、そんな「評価」について詳しく説明していきます。

高評価をもらう学生の特徴

高評価をされる学生を一括りに「このような人だ」と言うことは難しいです。とはいえ、ある程度の類型化はできます。商社のインターンで評価されるのは、以下のような学生が多いといえるでしょう。

・周りを巻き込み、常に議論(グループワーク)の中心にいる人
・コミュニケーション能力が圧倒的に長けている人
・純粋に頭が切れる、いわゆる「優秀」な人
・熱意があり、商社に関する知識も併せ持っている人
・飲み会や休憩時間に場(卓)を盛り上げることのできる人

もちろん、上記のタイプに当てはまらない学生でも評価されている人はいますが、ほとんどはこの5タイプのどれか、あるいは複数に当てはまります。特に2つ以上当てはまる項目がある人は、インターンで必ずと言っていいほど高評価を受けてるでしょう。もちろん1つでも当てはまっている学生の多くも高評価になります。

高評価を受けるとどうなるか

インターンで高評価を受けた学生は、インターン終了後に個別に企業側からアプローチがあり、以下のような優遇を受けることが出来ます。

①優秀者限定座談会や食事会へ招待

これは、会社側がインターン後に優秀な学生と接点を持ちたい場合や、互いの理解をより深めたい場合に開催するものです。エース社員や管理職クラスの社員が参加するケースが多く、このようなイベントを経て、以下②③のような選考ルートに乗ることがほとんどです。また、会社によってはリクルーターがつくこともあり、この場合は同じ大学出身の社員が担当することが多いそうです。

②早期選考

本来、面接が始まるのは6月ですが、早期選考に乗った場合はそれよりも前の時期に「面談」などの名目で面接に呼ばれます。まずはそこでふるいに掛けられます。そこでさらに高評価を受けると、6月1日の面接が実質の最終面接になることが多く、会社によっては配属部署の確約を貰えることもあります。

ただし、全ての総合商社が早期選考を実施している訳では有りません。年によっても異なるので、本選考開始前に連絡が来たかどうかだけで、一喜一憂しないようにしましょう。

③通常時期の本選考で優遇ルート

最後は6月以降の通常選考で選考ステップが異なるケースです。1次面接が免除のケース、2次面接が免除のケース、中には6月1日にいきなり最終面接というケースもあります。

企業によってどこまで選考過程が免除されるかは異なります。

高評価を得られないとどうなるのか

「高評価を得られなかった」と一言で言っても、「可もなく不可もなく」なのか「不可」なのかによって大きく分かれます。

ここからは、それぞれのパターンについて詳しくご説明します。

「可もなく不可もなく」という評価

上述したように、インターンで良い評価のついた学生は、インターン終了後に個別に人事等からアプローチがあります。

一方、良い評価がついていない学生には、特に何の連絡もありません。このままエントリーシートを提出してテストセンターを受け、インターンに参加していない学生と同じように面接を受けることになります。

ここからは仮説ベースですが、人事等からアプローチは無かったが、書類選考を通過した学生は、インターンでおそらく「可もなく不可もなく」という評価がついている学生です。本選考でしっかりアピールすることが出来れば、十分内定を獲得するチャンスがあります。

「不可」という評価

逆に、インターン終了後に人事等からアプローチがなく、その後の本選考で書類落ちしてしまった学生は、インターンで残念ながら「不可」という評価がついていた可能性が高いです。

そうなってしまった場合は切り替えて、他社の対策に時間を費やしましょう。

どうすればインターンで高評価を得られるのか

上の章を読んで「インターンに参加することはリスクなのではないか」、「活躍出来なかったらどうしよう」などと不安を感じた人も多いと思います。

しかし、その必要はありません。インターンで活躍するために出来る対策もあるのです。

たくさんのインターンに参加すること

まず一番大切なことは、夏の段階から業種業界問わず、出来るだけ多くのインターンに参加することです。その際は、ただ参加するだけではなく、以下の目的意識を持って参加することが大切になります。

①「インターン」に慣れる

どこの業界のインターンも、進め方や内容は大きく変わりません。商社に限らず、興味のない業界のインターンであっても、必ずそこで得た感覚や慣れは本命である商社のインターンで生きてきます。積極的に参加するようにしましょう。

グループワークの進め方や、新規事業を作る時の考え方やフレームワーク、複数日程のインターンでのやる気の維持方法など、得るべきことは無数にあります。

これが出来るようになった上で、次に意識するべきは以下の点です。

②インターンでのアピールの仕方をマスターする

インターン中に学生の評価をつけるのは、人事をはじめとするインターンに参加されている社員の方々です。つまり、彼らの前でどのように立ち振る舞うと好印象を与えられるのかを理解することが重要です。

しかし、これはいきなりやって出来ることではありません。

たくさんのインターンに参加している学生であれば、どのタイミングで社員の方々が学生をチェックしているのか、学生がどのような言動をしたときに筆を動かしているか、などを把握しています。

これができるだけで、計算高く、要領よくアピールを重ねることが可能となります。

事前に調べられることは調べておくこと

③下調べを入念にした上で臨むこと

基本的に商社のインターンは、既存事業や既存リソースを掛け合わせて新規事業を作るワークが主となります。限られた時間内に内容を詰め、発表出来る状態に持っていかなければならず、正直いって、インターンの期間中に既存事業を一から調べている時間はありません。

事前にきちんと下調べができていれば、最終アウトプットの質が高くなるだけでなく、ワークの過程でもグループを牽引できるため、過程と結果両方での高評価が期待できます。

「商社のインターンに受かって終わり」ではなく、当日活躍するための準備を入念に行いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。準備をしないでインターンの選考に臨むのはリスクが高いですが、熱意をもって事前に対策をすれば、大きなチャンスを与えてくれます。

インターンでの高評価を確実に狙うためには、ただ参加するだけではなく、入念に事前の準備をした上でアピールしましょう。

商社就活は既に始まっています。今この瞬間の努力を怠らないようにしましょう。

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